ザ・リッツ・カールトン大阪宿泊記 |
人気ホテルランキングを行えば、必ず上位に顔を出す ザ・リッツ・カールトン大阪 その人気の秘密は一体 何?? ゴージャスな内装?スタッフの接客サービス?人気のレストラン?それとも・・・? と、ずっと気になっていました。 ようやく、ひと泊する時間が持てたので、行ってきました。 クラブフロアの噂は聞いていたので、是非とも体験したかったのですが、人気のラウンジでくつろぐ充分な時間が無かったのと、 まずは、初泊はスタンダードからかな?、ということで、クラブフロアステイは次回のお楽しみに・・・。 今日は、はじめてのリッツ・カールトン大阪でお泊りレポート<スーペリアルーム編>でいきます。 超個人的視点で好き勝手なこと言ってますが、その点をご了承くださいね |
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■ 予約まで ■ ふと急に出来た、親子で一緒に過ごせる自由時間。 しかし、大阪に滞在できる時間を考えると、24時間ありません。 でも、この貴重な時間を使ってホテルに行きたい!行かなきゃ! 働くお母さんである私の骨休め一番の特効薬はこのホテルステイなんだよ。 てなわけで、ホテル探しが始まりました。 子どもも 素直に喜んでついて来てくれるのですが、彼らの条件は 朝ごはんの美味しいホテル。 そーねー。 じゃ、まだ未体験の ということで、まずはいつも使ってる予約サイト ラックレート(定価)を思えば、ぶっちぎりの
今回は滞在時間があまり無いので、スーペリアツイン(=スタンダード)のお部屋を予約! その後、上の子に予定が入り、結局、息子と二人に。 その時、ダブルの部屋でさらにお得なプランが出ていたので、こちらのプランに変更。 (どうやら、このホテルはツインルームよりダブルルームのお部屋のほうが多いようです) ■ 電話をかける ■ ホテルのエントランスがわかりにくい、という話は兼ねがね聞いていたので、次の日、ホテルに電話をしてみた。 (私は、宿泊前にそのホテルに電話をかけてみることが多い。電話はホテルの顔。) りお 「あのー、JR大阪駅からそちらに行くんですが、行き方を教えてください」 リッツ「(事務的に)桜橋出口に出ると右手方向に丸い屋根の建物が見えますので、そちらに進んでください。そこからすぐです。」 りお 「(え。説明はそれだけ?)・・・桜橋出口って郵便局側ですよね」 リッツ「はい」 りお 「・・・。その丸い屋根の建物まで行けば、わかりますか?」 リッツ「はい」 りお 「(もうひとことの説明が、ナゼないんだろう?)・・・わかりました。ありがとう」 はっきり言って、上の説明で、はじめて大阪駅に来た人がリッツにすんなりたどり着ける可能性はかなり低い。 そして、実際行ってみると、丸い屋根建物周辺は工事中なので随分遠回りをしながら、その建物までたどり着いた。 そこから、地図を頼りにひたすら歩いてみたが、やはりエントランスがわからない。。 そしてついにぐるっと、リッツの建物周辺を一回りした。 が、 「ここがエントランスですよー。いらっしゃーい」と、招いてくれるものがない。。。 これ、裏口か?と思われる所は2箇所あった。(が、結局そのひとつがエントランスで、もう一箇所が梅田・大阪駅方面から来る人向けの入り口だった) 秋とは言え、暑い日で大きな荷物をコロコロ転がし、ホテルに入るだけで随分時間がかかった。 え?タクシーで行けばよかった?大阪駅からじゃ、近すぎてちょっと無理です。流石に。 これからこのホテルへ徒歩で行かれる方は 「メインエントランスから入ろう」 などと思わず、中へ入れそうな所を見つけたら迷わずそこから入ってください!(笑) ■ チェックインへ ■ へとへとになりながら、 ”裏口からでもいいや。入るとこ、ないもん、、” と裏口らしき所から進んで行くと、そこがメインエントランスに繋がっていた。 ちょっと信じられない。 歩きの客はお断りムードに、ちょっとむっとする。 と、入り口ドアに進んで行くと、ドアマンさんが私たちを見つけて駆け寄り、にこやかに 「いらっしゃいませ!お荷物をお持ちいたします!」 (あ、良かった。声かけてもらえて^^) 息子のリー君は 「いい。僕が持つの〜」←キャリーバッグ持ちは昔から自分の仕事と思っている(笑) 中は、重厚なインテリア。 18世紀英国貴族の邸宅をイメージして作られたそうです。 ふんふん。なるほど。いい雰囲気ねー。 チェックインの際、 「ダブルのお部屋のご予約でしたが、そのままの料金でツインもご利用いただけますが・・・」 と、言っていただけたので、リー君も「わーい、一人のベッド!」と言うことで、変更してもらいました。 やっぱり、いいホテルじゃない? ■ お部屋へ ■ フロントの隣には、狭いながらも素敵なインテリアや絵画で飾られたパブリックスペースがある。 冬にはまだ早くて、暖炉はまだ火がついていなかったけれど、どこか個人のおうちのリビングのような落ち着いた感じがいい。 暖炉に火が入るようになったら、また来て、ゆったりしてみたい。 ![]() ![]() ただ、この時はソファの数は少なくて、空いている席はなかった。 お部屋までは、ちょっと迷路のようになっていて、慣れないと迷子になりそう。 お部屋に案内してくれたのは、若い男の子。 ゴージャスで重たいカーテン(もっとお洒落な言い方はないのか〜)の開閉の仕方の説明などお部屋のことや、窓から見える景色の説明をしてくる。 お部屋に広さは、それ程でもない。スーペリアだから仕方ないか。 ![]() ![]() 夕食は人と待ち合わせをしていたので、それまでお部屋探検で時間をつぶす。 バスルーム バスルームは明るい雰囲気。 こういうの好き。 ツーベイシン(シンクが二つある)で、オマケに大理石。 トイレはまぁ、普通で、バスタブもこれも普通(笑) しかし、バスカーテンが白のレースなのですよ、これが! お洒落だわー。 独立したシャワーブースもある。(この時は使わず。なので、使い心地は?) そして、気になるアメニティグッズ。 ライオンマークのついた青のリッツの箱に入った石鹸、ブラシ、爪やすり、シャワーキャップなど、 コップはガラス。靴磨きまである。 ビンに入ったバスソルトも嬉しい。(温泉の素は持参してきたけど^^) タオルはふかふか。 あ、ライオンで思い出しましたが、ここ大阪のリッツはあの阪神電鉄系の経営だそうです。 阪神タイガースが優勝した年は、ファン向けの宿泊プランが人気だったそうです! さて、ホテルのお部屋に話を戻しますが。 お部屋に入ってすぐの所に、素敵な陶器の容器に入ったキャンディが置いてありました。 それと、お茶のセット。 ここで、息子はホテルの紅茶の味に目覚めました。紅茶通では有名なテイラーズ オブ ハロゲイトと言うブランドだそうです。 お砂糖も、竹グシみたいのの先に可愛く絡みついたものが用意されていました。↑説明が下手でゴメンなさい。。。 (このお砂糖は、ホテル1Fグルメショップでも購入できます。) ■ 夕食以降 ■ 待ち合わせ時間に知人が来た。 せっかくなのでホテル内のレストランで、と思ったが、食べに行きたい店が無いというので、結局外へ食べに行くことにした。 私は大阪名物の『お好み焼き』が食べたかったが、それは却下された。 (そんなことはどうでもいいか。でも、もしかしたら、のためにここに書いておきますが、ホテル隣(本当は複合ビル)のハービスというビルの中に、お好み焼き屋さんがありますよ!) さて、食事を終え、ホテルに戻ってくる。 1Fのグルメショップではケーキ・パン類のディスカウントをしていたので、覗いてみる。(クッキーや保存の利くものは安くならない。念のため^^) 美味しそうだったので、お腹いっぱいのくせして、いくつか買ってしまう。 清算をしてもらおうと、しばらくレジ前で様子を伺っていたが、レジの女性は自分の仕事に夢中で気づいてもらえないのが、ちょっと・・・。 笑顔もないのは残念。 しかし、知人はパンとホールケーキを買い、(半額なのに)丁寧な包装と手提げ袋に入れてもらい満足そう^^;; 夜のお部屋からの景色は又変わっていた。 ベッドもターンダウン(使いやすいように、ベッドカバーが外される。これは高級ホテルに代表されるサービスの一つ)が終わっていた。 入浴を済ませ、買ってきたケーキを食べようと思った時に思い出した。 そうだ。 確か、宿泊者にはウェルカムジュースのサービスがあったはず。 最初に部屋に入ったときに、 「もうすぐ知人が来るので、食事に行く」 と言ったからか、まだジュースを頂いてない。 ケーキを食べるのに丁度いい、今、出してもらおう♪ 電話でお願いをすると 程なくしてお部屋に持ってきてもらえた。 お部屋で頂けるフレッシュオレンジジュースは、一段と美味しい^^ ケーキは少し甘めののと、丁度いい甘さのものだった。 プリンは美味しかった。(気づいたら、三つも食べちゃったよ) リー君は、クッキーが美味しくてもっと食べたい〜!と。 又、明日買ってあげるね。 ■ おやすみなさい ■ 今日も、朝からどたばたと一日が続きました。 ベッドの寝心地はどうかな? 目覚ましをセットしましょう。 では、・・・おやすみなさい。 **親子で即爆睡。夢の世界へ直行 ■ おはよう、そして ブレックファースト ■ ゆっくり遅めの起床。 ざっと、シャワーを浴び、目を覚ませます。 朝食は地中海料理レストラン スプレンディード でブッフェ。 ここの朝食はかなり有名のようです。 お店の中は、割と重厚な感じ。 朝の光が燦々と、というイメージではありません。 最近の雑誌か何かで読んだのですが、関西で商談に使いたいホテルレストランの栄えあるナンバー1に選ばれたお店です。 外国の利用者も多く、ストローラーに入った赤ちゃん(可愛い♪)と一緒のファミリーもいらっしゃいました。 メニューは洋食のみ。 残念ながら、和食はありません。 お皿が並べられているスペースはそれ程広くありませんので、混み合う時はちょっと大変かも。 まず、サラダ。 オーガニックのフレッシュ野菜のサラダで体を目覚めさせましょう。 ドレッシングも数種選べます。 パンの美味しさも噂どおりです。 もちろん、ホテルメイド。 朝、焼いたばかりだと言うデニッシュはやや甘め。 たくさんは食べられませんが、美味しいですよ。 チーズ(数種有り)、ハム、サーモンなど冷製料理、ソーセージ・ベーコン、グリル料理など温製料理も。 シェフが目の前で焼いてくれる無農薬飼料で育ったという地鶏玉子を使ったオムレツは、必ず頂きましょう。 マッシュルーム、パプリカなど、中の具も選べます。 また、パンケーキやワッフルも焼いてもらえます。(シロップ、ホイップやベリーもお忘れなく!) 平日の利用でしたが、このオムレツは人気があって、数人が並んで順番待ちをしていました。 あと、朝食に欠かせないのがフレッシュジュース。 1杯のジュースにフルーツ3個分を使うらしいです。 スタッフの方が目の前で搾ってくださる、という事を聞いていたのですが、このときは人がおらず、ポットに入ったものが置いてありました。 ジューサーがあったので、自分で作っても良かったのかな? ちょっと目を引いたのは、シリアルの種類の多さ。 トッピングも揃っていました。 こういうの、嬉しいですね。 ヨーグルトも、他のホテルより揃っていたので、シリアルに混ぜて美味しくいただきました。 美味しいコーヒーは一杯づつ、出してもらえます。 朝食ブッフェの料金は3796円だそうです。 内容は素晴らしいですが、ちょっとお高いので、朝食をとるつもりならば朝食付きプランをおすすめします。 (もちろん、アラカルトでも選べます) ■ プール&ジャグジー ■ お部屋に戻り一休みしたあと、宿泊者なら無料で使えるプールに行ってきました。 場所がよくわからないので、電話で聞いてみる。 ”プールまでは部屋にあるバスローブとスリッパでどうぞ” と言われ、水着に着替え素直にバスローブ姿でプールのある階まで、エレベータに乗る。 と。 当たり前だけど、他のお客さんと一緒になってしまい、ちょっと恥ずかしい^^; でも、行ってからわかったのですが、無料の着替えスペースがあるので、そこで着替えることも可能でした。 (ただ、そこは狭いので、他のお客さんと一緒には入れません。 混んでる時間だとやはりお部屋で着替えていった方が正解かな?) 有料のロッカーもあるようです。 バスローブとスリッパ姿で公共スペースを歩くのは慣れないのですが、これも「我が家で寛ぐ」感覚でステイを楽しめるように、という配慮からだそうです。 受付には女性のスタッフがいらっしゃいました。 とても感じが良く、気さくに息子の着ていたプーマを見て 「サッカーが好きなの?」などと声を掛けてくれました。 ホテルスタッフと、フィットネスのスタッフの接客のレベル(ちょっと語弊有り。ごめんね)に違いがあるのは良く見られるけれど、ここの方たちは大変良かったです。 水泳中に写真を撮って、可愛いイラストとコメントを書いた手作りカードを帰りに渡してくださいました。 いい記念になりました。有り難うございました! (ちょっと感動・・・) さて、プールは快適でした。 とても清潔で気持ちいいです。 利用者のために、自由に飲める冷えた給水用タンク(?)もあります。 泳げない子どもも使えるアームヘルパー、ビート板が用意されています。 私は普段なかなか体を動かさないので、体を伸ばし、ゆっくり泳いでリラックス。 背泳ぎで人魚気分。(←クレームは受け付けません) リー君は泳ぎは得意じゃないはずなのですが、カッパのように泳ぎまくってました。 隣のコースで静かに泳いでおられた方に「騒がしくてすみません」とひと言謝っておきました。 笑って「大丈夫ですよ」と返事をしていただけて一安心^^;; ![]() ![]() ジャグジーは室内外にそれぞれあり、屋外の方は側のビルの高い階で働く人から見えてしまうので、恥ずかしい〜〜、、、 ・・・とは思わず 「うふふ。私は遊んでてごめんよ。」 って、 ちょっと自慢しいな嬉しい気分かも。 外のひんやりした空気も気持ちいい。 子どもの利用可能時間は9時〜17時だそうです。 が、私達の今回のステイは余り時間がありません。 「もっと泳ぎたい〜!」 と言う息子をなだめ、ぎりぎりの時間まで泳いでいました。 16歳以下は利用が出来ないので、今回はパスしましたが、ジムも宿泊者は無料で利用できます。 また、プールサイドではルームサービス(って言うのかな?)も利用できるそうです。 ああ、そんなふうにたっぷりの時間が欲しい。。 ■ チェックアウト ■ とうとう、出発の時間になりました。 素敵なお部屋ともお別れです。 帰りは地下鉄「西梅田駅」に向かいたかったので、チェックアウトの時、行き方を尋ねると、スタッフの男性がエレベーター出口まで送って説明して下さいました。 方向音痴の私ですが、ちゃんとまっすぐ駅にたどり着けました。 初めに感じた、わかりにくいエントランスも、考えようによっては「我が家」を意識した物かもしれません。 多分、きっとそうです。 隠れ家、という言い方はちょっと違うかもしれませんが、多くの利用者がリッツ・カールトンのファンになってしまう理由の一つであるような気がします。 ただ、わかりにくさは、必ずしも良いことではないと私は思うので、これから改善されていくといいな、と思います。 暖かなスタッフのサービスにまつわるエピソードを幾つも聞いたことがあります。 今回は滞在時間も短く、スタンダードのスーペリアのお部屋でしたが、次回は必ずあの、人気抜群のクラブフロアにステイをして、もっとじっくりリッツを堪能したいものです。 そして 「おかえりなさい」 を言ってもらいたいです。 ■ 最後に ■ 長々と拙いレポートを最後まで読んで頂いて有り難うございました。 不満も書いてしまいましたが、不快に思われた方がいらっしゃったらゴメンなさい。内容も個人的な感想が主ですので、何卒ご了承くださいませ。 ほんのちょびっとでも、あなたのステイの参考になれば幸いです。 <2004年 秋 宿泊 > 画像by【楽天トラベル】
![]() ![]() ![]() ![]() リッツ宿泊の前に読んでおきたい1冊 リッツ・カールトン物語 ![]() |
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