旅行社員の顔 1

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■ 途中、長いブランクがありますが、初めて旅行業界に足を踏み入れたのが、約20年前。

当時の同期の顔ぶれ、同僚を思い出すと、非常に個性的なメンバーが多かったような気がします。

やることが面白い。ガッツがある。

どんな業種でも、
「ここから、ここがあなたの仕事」
と与えられた事というのはあると思うけどど、当時の仲間は、ちょっとすごかった。

全然担当外の仕事をしている子がプライベートの旅行に行ったついでに、部屋を貰ってくるとか(つまり仕入れ。それを商品として売るのだ。)、1年間の休みを強引に貰って、好きなホテルに自力で入り、ある部門の修行をして又戻ってくるとか、就業規則外のことを思いついては、体当たりで(本人達は面白がって)色々やってました。


当時は、結婚したら結婚退職するのが当たり前で、辞めようとしない社員は暗に嫌がらせに遭ってました。
女性に資格を取らせるとか、勉強させると言う考えは会社にはほとんどない頃でした。


(以上、あんまり詳しく書くと、どこの話かばれちゃうので、穏やかな話を簡単に・・・)



■ そして、一方、最近の旅行社員は、なかなか体で覚える機会が少ないのが現状のようです。

知識はあると思うんです。昔よりずっと。

そして、そつなく真面目にこなす。
(この点、私は若い子を一生懸命に見習っております)

ただ、ソツがなさ過ぎると、仕事として面白みがなくなりそうです。

無駄も血になり肉になる、と私は思うんですよ。

深い所まで手を出す必要がないというのは、会社としては、合理的なのかもしれませんが。


もしかしたら、以前に比べて
「旅行が好きでこの業界に!」
という人が減ったから、かな・・・?


皆さんの周りの旅行社員さんはどうですか?



■ おまけ

今も昔も、よくお客様から直接に問い合わせを頂くのですが、
「そちらでバイトしたいんですけど」って。

楽しいです。旅行の仕事って。本当に。


それに意外と募集は多いと思います。
だから、もしやってみたいなら、どんどん聞いてみると

「ちょうど良かった、今度面接に来て」

と言われるかもしれません。


学生さんなら、スキーシーズン前を狙う。
スキーが好きなら尚グッド。
でも、めちゃハード。でも、とっても楽しそうです!

あるいは、添乗員も頻繁に募集をかけてます。
少し勉強すれば一人で出られます。

 
カウンター業務は旅行業経験のある人が優遇されます。
けど、未経験でもやる気があれば大丈夫。
覚えることがいっぱいだけど、楽しいから覚えられますよ。
(私、パンフレットに囲まれて仕事をするのに憧れてた人です^^)

基本的なことですけど、一度、

「うちの息子がアルバイトをしたいって言ってるんですけど・・・」

って、親が電話をかけてきたことがありました。

・・・・。
自分のアルバイトは自分で探しましょう。


もひとつ。
年に一度、海外の申し込みをしてくれる常連さんの20代女性。
「ねーねー、ここでバイトってできるぅ〜?」

仕事するのなら、言葉遣いも大事だよん〜

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