ホテルオークラ(橋本流)接客術―人を魅きつける8つの力
橋本保雄著 |
タイトルに引かれて読んでみました。
著者の橋本氏の略歴を見ると、すごい方なんですが、書籍になると、そのすごさがさほど表現されていないような気が…。
本でも、映画でも、一番初めに持ってくるものはその作品の中でも、魅力のあるもの・読者や観客を引き込む物を持ってくるものです。
が、この本においてはじめに持ってきているテーマは
「タブーのひと言・”これは決まりですから”」。
うーん。
「これは決まりですから」、、これはお客さんを怒らせるセリフですよね。
今どき、このセリフを言うのは、よっぽど接客業でのプロ意識の薄い人でしょうね。
今更、超一流のホテルマンから言われなくても・・・、って気がするのは私だけでしょうか?
この調子で、他のコンテンツも今ひとつ、期待したことは書かれていない気がする。
「さすが、オークラ!これこそ接客"術”だ!」 という、感動は?
昨今は情報が多すぎるせいでしょうか、鋭い切り口、意外さ、驚きという部分に物足りなさが残ってしまった。
★★★☆☆
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ディズニーランドの接客サービス―ディズニー商法がわかると、商売で本当に大切なものが見えてくる
河野英俊著
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こちらもタイトルに惹かれて読んでみました。
世の中が不況だと言われながらも、日本のディズニーリゾートはどこ吹く風。
そんなディズニーには秘密がいっぱい。というわけで、どの辺りまで詳しく書いてあるのか、興味深々。
タイトルに「接客サービス」と、あるけれど、中身はその辺りとは違うことがほとんど。
それはそれで、いいけどね。内容は、まぁ悪くないから。
とは言っても、ディズニーは奥が深いから、この本一冊ではとても間に合わないでしょう…。
もしディズニーを題材に、自分の商売の参考にしようというなら、まずディズニーを好きになる方が早いかも^^
★★★☆☆
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一度は泊まってみたいホテル―ホテル「目的別ミシュラン」
杉田かおる著
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女優・杉田かおるが薦めるホテルの本。
彼女自身、かなりの「ホテル好き」なのだそう。
さて、そんな女優がどんなホテルが名を連ねるのか。(何だか、生意気文体な私だ・・・)
この本は彼女が書いたんだろか?
好きなホテルには、力が入ってるのがわかる^^
雰囲気を読者にイメージしてもらうのは、ある程度の筆力がいるけれど、好きなのもには自然と、伝わる物が紙面に現われる。
こういうの読むと、ホテルステイに行きたくなっちゃいますね。
カラー写真も入ってます。
★★★☆☆+(プラス付き♪)
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