カリスマ添乗員・平田進也著「出る杭も5億稼げば打たれない!」感想文

カリスマ添乗員として知られる日本旅行社員、平田進也さんの「ビジネス本」です。
出る杭も5億円稼げば打たれない!

■ テレビなどで、時々お目にかかるこの方、平田進也さんが書かれた本を見つけたので、早速読んでみました。
添乗員として経験した面白おかしい体験談が色々かかれているだけなのかと思いきや、実は「ビジネス書」でした。


■ 添乗員の仕事って神経すり減らすことが多くて、薄給で、トラブルがあってやっと陽の目を見る(?)、因果な商売だと思うんです。
なのに、この人は、人とは全く違う「何か」があって、そして何億と稼いで、今ではカリスマ添乗員と呼ばれるようになったんです。


■ サラリーマンの彼も、カリスマとなる前には様々なことがありました。
ある時期、配属先が彼の性格に合わない仕事でした。

こういう経験って、会社員なら、誰しも経験があるんではないでしょうか。
私の周りにもいましたよ。
(って、今もいる。身近に。元々性格が暗いのか、明日から会社に来ないんじゃないかと心配になっちゃう^^;)
そんな配属先で平田さんは9年、がんばりました。
人はがんばりの限界が来た時、どうすればいいんでしょう?
彼の方法が書いてあります。


■ 妬み
男も女も、どんな世界でも、出る杭は打たれます。
醜いですね。
彼もとことん打たれたようです。
それに負けなかった彼の方法は?


■ サービス業・接客業の経験のある方なら、もれなく「理不尽な言われ方をするお客さん」を相手にされる経験がありますよね。
全く聞く耳を持たないというか、自分だけが正しいと思い込んでる、というか、完璧までにわがまま!って、お客さん^^

では、カリスマ添乗員の場合、そんなお客さんに対して、具体的にどのような応対をするのか?
卑屈なまでにへつらうしかないのでしょうか?
「申し訳ありません」とお詫びを言うだけ?
彼が心の中に感じていたことは?その先には何が?


■ 売上5倍戦術
ありきたりな言葉ですが、結局は「人と人が大切」、と彼は書いています。
そんな事は営業マンなら耳タコだと思いますが、カリスマの「抜群の営業成功術」も、参考になると思います。
旅行業版「人を動かす」って、感じですかね。
(参考)
人を動かす 新装版
人を動かす 新装版



■ まぁ、なかなか平田氏ほどになるのは難しいですけど、(それでも、そのすごさを感じさせないキャラクターと、書き方がやっぱり力がある証拠)、どんな人でもその人だけが持つ力ってのは、必ずあると思うので、それを研究して、生かして、磨きをかかていくことが大事なんでしょうね。
しかし、自分がお客さんだったとしても、一度は彼のツアーに行って見たいって思いますよ!!
進子ちゃんはちょっと、気持ち悪いけど^^;

出る杭も5億円稼げば打たれない!
出る杭も5億円稼げば打たれない!


(参考)笑いすぎに注意?進子ちゃんのHP

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